■ 東海道新幹線 新横浜駅 東海道新幹線開業時、在来線である横浜線との交点に新設された駅です。 当時は、一面の田園地帯で横浜線は単線で列車本数も少なく、新幹線も各駅停車の「こだま」しか停車しませんでしたが、新幹線開業後は、当駅周辺の発展が目覚ましく、徐々に「ひかり」の停車本数が増え、横浜線も複線化され列車本数が増加し、1985年には横浜市営地下鉄も延伸開業して横浜市中心部へのアクセスが向上しました。そして、1992年に新登場した「のぞみ」の停車本数の増加など利便性が向上しました。2008年3月15日からは新幹線の全営業列車が新横浜駅に停車するようになっています。 新横浜駅は、横浜アリーナや横浜国際総合競技場(日産スタジアム)といったイベント会場の最寄り駅となっています。 写真の500系新幹線は、JR西日本が保有する車両で車体強度・台車強度・力行性能などすべて320km/h対応として設計・計画され、1996年1月から1998年12月にかけ、16両編成9本合計144両が製造されました。当初は山陽新幹線区間限定で「のぞみ」運用を中心として運転を開始し、その後東海道新幹線での営業運転を開始しています。 写真の撮影は2008年8月に新横浜駅に停車する500系新幹線ですが、500系新幹線の東海道区間の運転は、2010年2月28日の「のぞみ」29号をもって終了しています。
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